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あさイチ 12月15日 日本列島・食卓まるごと調査・続報

NHK日本列島・食卓まるごと調査・続報が放映されました。
みなさんは、ご覧になりましたか?

NHKあさイチのホームページより

11月24日(木)に出された訂正速報

前回放送した誤った数値 再検証後の数値
<セシウム134>
札幌 5.69Bq/kg → ND (検出限界:8.2Bq/kg)
須賀川 3.66Bq/kg → ND (検出限界:5.7Bq/kg)
江戸川 4.05Bq/kg → ND (検出限界:5.2Bq/kg)
岸和田 3.39Bq/kg → ND (検出限界:4.5Bq/kg)

<セシウム137>
目黒 8.97Bq/kg → 8.5Bq/kg
※誤差1.9Bq/kg
(検出限界:5.2Bq/kg)

再分析したデータについて

前回の調査では食品をゲルマニウム半導体検出器という装置にかけ放射性物質を検出しました。この装置で検出されたスペクトルと呼ばれるデータについては問題がないということなのですが、このスペクトルをさらに分析し、実際のセシウムの量を割り出す装置に整備の不備があったということです。そのため、この装置の調整をやり直し、再度分析しました。なお、装置の再調整は、別の専門機関の協力も仰ぎ、二重のチェックを行いました。
新たな結果は以下の通りです。
→セシウム134については、すべての地点で1週間通して、「検出せず(ND)」
→セシウム137については、目黒で一日だけ「8.5ベクレル/キログラム」を検出
他はすべて「検出せず(ND)」

詳しい結果は、あさイチホームページで公開しています。
http://www.nhk.or.jp/asaichi/2011/10/17/01.html

修正後の数値の体への影響について

前回10月17日(月)の放送では、検出したセシウム134およびセシウム137の数値について、すべて微量であり、仮にこの数値の食事を1年間取り続けたとしても、現在国が示す食品からの年間被爆許容量の5ミリシーベルトを大きく下回るとお伝えしました。
今回の結果で計算しても、例えば、セシウム137を一日だけ検出した目黒の食卓で、仮に毎日このセシウム137を8.5ベクレル/キログラム毎日とり続けたとして、またセシウム134も検出限界値が一番高かった日の 6.4ベクレル/キログラム毎日とり続けたとして、セシウムによる年間被爆量を計算するとトータルは0.08ミリシーベルトとなり、前回の放送の結果とほぼ同様、国が示す年間の被爆限度量(来年4月から1ミリシーベルト予定)を大きく下回るものでした。ほかの家庭も同様です。

「検出せず」とは

「検出せず」とはそのとき測ることができる一番小さな数値よりもさらに小さい値だったという意味です。「検出せず」には他にも「ND(Not Detected)」や「検出限界以下」「<」などなど、いろいろな表記方法があり、表現が統一されていないのが現状です。
一般に放射性物質の測定を行う場合、検出限界値という、そのとき測ることができる一番小さな数値が設定されます(この検出限界値は、測定する試料の量や含まれる物質、検出器の性能などによって、測定ごとに変化します)。測定の結果、この検出限界値未満の場合、検出限界値以上の大きな値である可能性がないのはもちろん、放射性物質があるかないかもわからないと考えられ、「検出せず」や「ND」と表記するルールになっています。

今回の検出限界値について

前回の検出限界値は装置の不具合による読み違ったデータを元に算出した数値でした。今回再分析を行い検出限界値も新たに算出しなおしました。この結果は、放射線分析の第一人者である岡野眞治博士によると、使用した装置や測定した試料の量などから考えて、今回算出したくらいの数値が妥当だということです。

カリウム40のデータについて

今回、カリウム40の数値も調べようとしました。しかし、首都大学東京の検出器が置いてある部屋のコンクリートにカリウムが多く含まれていると考えられ、これがカリウム40の測定に影響を及ぼし、測定が難航しています。現在、測定の第一人者である岡野眞治博士にも協力を仰ぎ調査を続けていますが、今回カリウム40について、測定値が出せるかどうかは未定の状況です。

横須賀の給食の調査について

横須賀市では、10月13日以降、市内の小学校で出される給食のまるごと検査を実施し、一週間毎にまとめて測定しています。これまで8回行った結果、ほとんどが「検出せず」。11/21~25の間に出された給食から、セシウム137が0.48ベクレル/キログラム検出されています。これは、検出限界値ぎりぎりの数値です。

測定結果は、随時ホームページで公開されています。
http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/8330/kyuushoku/documents/teikyo.pdf

京都大学の調査について

京都大学大学院医学研究科 環境衛生学分野

教授 小泉昭夫
…食品の中に含まれる農薬やダイオキシンなどの汚染物質の調査、研究専門。全国各地の過去30年分の食事や母乳などを保存、継続調査を行うなどこの分野の第一線で活躍。放射線の専門家ではないが、今回の原発事故を受けて、福島の食事の調査に乗り出す。

今回の福島の食事調査(陰膳調査)の概要

・2011年7月2日からの8日間。福島県の福島市、相馬市、いわき市、二本松市の4か所で調査
・研究員男性5人(県外の人間)が「自分が福島県で食事をすると想定して」近所のスーパーや直売所で、おやつ、水も含め1日に口にする全ての食品、飲料、合計55日分を購入。(食事は調理済みのお弁当や総菜や菓子パンなど)
・ゲルマニウム半導体検出器を使用
20000秒間の測定。検出限界は0.2ベクレル/キログラム
・検査物は凍結乾燥。(含有する放射線が微量であるため、より正確により微量まで測定できるよう、水分など無駄な物質を取り除き放射線物質を濃縮)
・結果:セシウム134は36検体(65.5パーセント)に検出
最大で7.2ベクレル/日
セシウム137は35検体(63.6パーセント)に検出
最大で7.0ベクレル/日
年間の体への影響はセシウム134と137合わせ、最大で0.083ミリシーベルト/年

放射線の可視化写真について

・放射線を感光板の一種で撮影するオートラジオグラフィを用いました。

以下のホームページで調査の内容を詳しく知ることができます。
http://hes.med.kyoto-u.ac.jp/fukushima/EHPM2011.html


NHKホームページ あさイチ 12月15日放送内容より

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調査 | 【2011-12-16(Fri) 07:39:22】 | Trackback:(0) | Comments(-) | [編集]
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